お盆のお仏壇の飾り方

お盆とは、ご先祖さまがお家に帰って来られる期間のことをいいます。
お盆の期間は、お仏壇の前に精霊棚(しょうりょうたな)を設け、ご先祖さまをお迎えします。
この精霊棚の祀り方ですが、宗派、地域や家庭によって様々な祀り方があります。
ここではおおまかな飾り付けを一例としてご紹介しますლ(╹◡╹ლ)
お盆仏壇-2お盆飾り-1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お仏壇の前に小さな机やダンボールを置き、その上に真菰(まこも)のゴザを敷き、精霊棚を作ります。
お仏壇とは別の位置に精霊棚を作られる時は必ずお曼荼羅をお祀りして下さい(※右上図)
お盆まこも

←これが「真菰(まこも)のゴザ」です。
スーパーやネットで買えます。

 

 

 

 

◯精霊棚に置くモノ

・お位牌(おいはい)

お仏壇とは別の位置に精霊棚を作られる方は精霊棚の一番上段にお位牌をお祀り下さい。(※右上図)

・三具足(みつぐそく)

仏花、ロウソク、お線香を置きます。
上の図のように、精霊棚の前に置く経机に置いてもいいです。


①精霊馬(キュウリの馬、ナスの牛)

キュウリに麻殻を四本さしてを作り、ナスビに麻殻を四本さしてを作ります。
キュウリのはご先祖さまに少しでも早くお家に帰って来て頂くために、
ナスのは少しでもゆっくりと戻って頂くために作ります。

②水の子(みずのこ)

キュウリやナスビをさいの目に刻んで、
洗った米と混ぜ合わせたものを芋の葉の入った器に盛りつけます。
これは餓鬼に対する施し(ほどこし)として行います。

③灑水盤(しゃすいばん)

容器に水を入れて蓮の葉を浮かべ、溝萩(みぞはぎ)やマキを添えておきます。
容器の水を溝萩(みぞはぎ)に含ませて水塔婆と水の子に注ぎ供養するために使います。
これは煩悩を鎮めるために行うとも云われています。

④御仏膳(おぶつぜん)、お供物(おくもつ)

御仏膳は、仏さま、ご先祖さまにお供えするお食事です。
お肉や魚をお供えしてはいけません。
お箸の位置は仏さま側に置きます。(奥側)
お供物は、野菜や果物やお菓子をお供えします。
その他にも故人やご先祖さまが好きだったものをお供えしてもいいです。
出来れば、ご先祖さまだけの分ではなく、無縁の餓鬼の為にもたくさんのお供え物をしましょう。

⑤笹竹

2本または4本の笹竹を立て、縄を張り、結界を作ります。
ご先祖さまが帰って来られる場所を清浄にするためにします。

⑥ほおずき

笹竹の間に張られた縄に吊す形でお供えします。
これは帰ってくるご先祖さまの霊が迷わないための目印として灯します。
「お明かり」が高価であった時代に、ほおずきの形が提灯に似ていることから、
飾られるようになったようです。
現在では、あまり笹竹まで立てて精霊棚を作られるお家は見かけなくなりました。
「明かりを灯す」という気持ちで、お供え物の一つとして、
ほおずきを1つ、2つお供えすればよいと思います。

・提灯

精霊棚かお仏壇の両脇に提灯を置きます。
帰ってくるご先祖さまの霊が迷わないための目印として灯します。

 

最初にも申しましたが、飾り方は地域でも違いますし、同じ地域の家庭でも違ってきます。
これが絶対だという飾り方はありません。

お盆の前には必ずお仏壇のお掃除をする!
いつもとは違うスペシャルなお飾りをする!

要はお迎えする「優しい心」がこもっていることが大切なのです。