法華経という花


法華経という花

私たちが日頃より拝読しているお経のタイトルを
「妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)」と言います。

略して「法華経(ほけきょう)」です。
法華経を原語のサンスクリット語で言うと、
「सद्धर्मपुण्डरीक सूत्र」(サッダルマ・プンダリーカ・スートラ)と言います。
「サット」が「正しい」、「ダルマ」が「教え(法)」
「プンダリーカ」が「白蓮華」、「スートラ」が「経典」を意味しています。
これを鳩摩羅什(くまらじゅう)が「妙法蓮華経」と漢訳したのです。
サンスクリット語の「白蓮華」には「最も勝れたもの」という意味があるそうです。
なので、サンスクリット語から日本語に直訳すると、
「白蓮華のように最も勝れた正しい教えの経典」になります。
法華経は白蓮華のように生きよと教えてくれています。

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