佐渡島研修旅行その①

2017年7月6日      ブログ, 雑記      松林院

京都日蓮宗青年会の研修旅行で佐渡島に行ってきました。
約740年前の文永8年(1271)、現在の暦でいう12月の頭。
日蓮聖人は、平頼綱により幕府や諸宗を批判したとして、龍ノ口(神奈川県)での斬首を免れた後に佐渡流罪になりました。
御年51歳でした。そして放免されるまでの3年間、佐渡島で生活され他のです。
佐渡流罪により、日蓮聖人は、法華経に登場する地涌の菩薩である上行菩薩の自覚を確かにされ、
大曼荼羅御本尊を始顕されました。また、
「開目抄」「観心本尊抄」という非常に重要な書物を佐渡で書かれています。
まさに、日蓮門下の私たちには聖地なのです!!
佐渡は、昔は流刑地であり、順徳天皇や世阿弥も流刑にされています。
今回は、実際に日蓮聖人が歩まれた道を時系列順で紹介させて頂きます。

まず、佐渡島は、新潟県の西、日本海に浮かぶ島で周囲262.7kmあり、
本州からは、約80km離れています。
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たらい舟」
佐渡のたらい舟では、本州まで18時間掛かるそうです。高速フェリーでは一時間です。

日蓮聖人は、新潟の寺泊(てらどまり)から船に乗せられ、佐渡の松ヶ崎に着岸します。
12月の日本海ですから、海が荒れる日が多く、寺泊から出航したけど、一度、北に流されたり、
航海中に荒れる海をおさめる為に海上にお題目を書かれて海を鎮められたという伝説も残っています。

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「本行寺さまの境内にある松の切り株」「本行寺さま」
また、松ヶ崎にある本行寺さまの境内にあった松の大木に龍神さまが火を灯し、
安全に船を島へ導いたという伝説もあります。
今回の研修旅行では、本行寺のご住職の武藤上人にあまり知られていない日蓮聖人の足跡を
たくさん紹介して頂きました!!

 

無事に佐渡の松ヶ崎に着岸された日蓮聖人は、「おけやき」と呼ばれる欅の大木に
空いている大きな穴に入り、三日三晩過ごされたそうです。
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「おけやき」

近くに住んでいた老婆に一杯の粥を供養され、御礼に鍋をあげられたといわれています。
そのお鍋は、佐渡のお寺で今も大切に保管されています。因みに現在の欅は2代目で、幹に大きな穴はありません。

 

佐渡島研修旅行その②に続く。。