ひと言法話

法華経の『陀羅尼品第二十六』(だらにほん)には鬼子母神(きしもじん)という鬼が
仏法を守る誓いを立てる場面があります。

遠い遠い昔のこと、威音王仏(いおんのうぶつ)という仏さまがお隠れになられて
1000年が過ぎた頃、静かな山里に1人の修行僧がいました。

元政上人(1623〜1668)は、江戸時代前期にご活躍された日蓮宗のお坊さんです。
歌人としても有名な方で、伏見の深草の瑞光寺を開山して厳しい戒律の生活を送られました。

私たちが日頃より拝読しているお経のタイトルを
「妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)」と言います。

こちらのお言葉は日蓮聖人が『事理供養御書』というお手紙に書かれた一説です。
アイスクリーム アイスクリーム 子供がまだ小学生の低学年の頃、こんな話がありました。
「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい 」 「頭を下げて守れるものもあれば、頭を下げる故に守れないものもある」
各法要の最後で、 「衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど) 煩悩無数誓願断(ぼんのうむしゅせいがんだん) 
ある日、お釈迦さまが大勢の弟子を連れて町を歩いていると、戒律を破って酒を飲んで酔っ払った三人の弟子が通りかかりました。
以前、「私には人の気持ちがわからない。関心が持てないのです。」と相談されました。 詳しくお話を聞くと、長年の友人から悩み事を相談され、その友人が苦しんでいるのに、